司法試験であそぶ

司法試験について考えたこと

平成15年度旧司法試験民事訴訟法第1問(玲子のひとりごと)

平成15年度旧司法試験民事訴訟法第1問

 

問題文

 訴訟手続の進行に関する民事訴訟法の原則と当事者意思の反映について論ぜよ。

 

進行に関する原則?

当事者意思の反映?

ああ、提起・訴訟中・終了、この三場面ね。

訴訟中は・・・口頭ないしは書面で主張を伝えるということぐらいかしら?

 

(出題趣旨)
民事訴訟手続の進行につき,現行法は裁判所にその主導権を認める職権進行主義を採用しているとされているところ,その採用理由や訴訟指揮権等の具体的内容についての基礎的知識の有無を試すとともに,各種の申立権,責問権,当事者の意見聴取等,当事者の意思を反映させる仕組みの具体的内容及びその趣旨につき,職権進行主義との関係を踏まえた理解を問うものである。

 

「職権進行主義」・・・なるほど、そういえばそうね。

「採用理由や訴訟指揮権等の具体的内容」・・・そうか、「当事者の意思の反映」ということの前に、裁判所主導が前提ということか・・・

「各種の申立権,責問権,当事者の意見聴取等」・・・全然浮かばないしイメージもできない・・・

「職権進行主義との関係を踏まえた理解を問うもの」・・なるほどねー新司法試験でどこまで役に立つかはわからないけど、勉強になるわねー