平成14年度旧司法試験刑法2
(出題趣旨)
本問は,詐欺により取得した宝石の売却の依頼に始まる事例を素材として,財産犯,
殊に盗品等に関する罪,横領罪,詐欺罪の成立要件の理解を問うものであるが,あわせ
て,成立する犯罪の相互関係の把握も重視している。解答に当たっては,事例の的確な
法的把握・分析を前提として,論理的に首尾一貫した論述を行うことが要求される。
「殊に盗品等に関する罪」・・・あぶないわね、落としたら大変。
「成立する犯罪の相互関係の把握も重視」・・・そうなのね・・・えーと盗品等運搬罪は他の犯罪と併合罪よね。
よし、答案を書いてみましょう。