司法試験であそぶ

司法試験について考えたこと

平成14年度旧司法試験刑法1(玲子のひとりごと・解答編)

平成14年度旧司法試験刑法1(玲子のひとりごと・解答編)

 

(出題趣旨)
本問は,共犯者相互間において正当防衛の成否に関する事情が異なる点が問題となり,事実の錯誤に関する論点をも伴う事案を題材にして,これらに関する各論点についての理解度を問うのみならず,各論点相互の関連性を踏まえて,整合的に論述し得る論理的思考力を問うことを意図したものである。

 

「事実に関する錯誤」・・・Bの存在の不認識のことかしら。故意の問題ね。

「各論点相互の関連性」・・・その意味するところがわからないわ。こういう関連性って、私みたいに答案構成がてきとーだと見えてこないのよね。答案を書いていて初めて気づくことがあるわ。

今考えられるのは・・・甲のBに対する傷害罪って、故意があるのかどうか、とかかしら。この故意の論点を乙との関係で矛盾なく、とか?

まあいいわ、答案を書いてみましょう。